ちょっとした工夫
毎朝の髪のセットに悩むのは、女性の常かもしれません。ショートヘアはそのような悩める女性の解決策として広く知られていますが、しかし服装や気分に合わせて変化を付ける余地があまりないため、物足りなく感じるかもしれません。その点セミロングからロングヘアであれば、オンとオフで切り替えたり、いつもの髪型にちょっとした工夫を加えることで、気分を変えることが出来るのです。手軽なのはポニーテールやハーフアップで髪をまとめ上げる際に、リボンやクリップやコームを使う手です。職場で糾弾されない程度のものをいくつか手元に揃えておけば、服装とも合わせやすいでしょう。また単に分け目の位置を変えるだけでも、印象は変わります。おでこを見せるか、前髪を作る場合でもあまり厚ぼったく目に被さらないようにした方が良いでしょう。前髪があると幼い印象を与えがちになり、社会人として頼りなく思われては心外です。
ひと手間を掛ける
また髪の毛を一つに纏めるにしても、ハーフアップにするにせよ、ひと手間を掛けるだけで違った印象を与えられるものです。例えば左右のこめかみの辺りから髪を一房ずつ掬い取って、それをそれぞれ根元から捻りながら両方の髪をゴムで留めます。その際には下の髪の毛を少しすくい取って一緒にゴムで留めると浮き上がらなくて済みます。そしてそのまとめた一束の髪を、ゴムで留めたところでマゲを作るように、上から一回転させて通します。そうするとゴムが髪で隠れてしまい、マゲを作った髪も優美な曲線を描くのです。あるいは少し面倒ですが、両方のこめかみの辺りの一房ずつを細い三つ編みにして、同じように一つにまとめてもよいでしょう。また少し慣れが必要かもしれませんが、ハーフアップにする分の髪を、額の生え際や両こめかみの辺りなど、頭のてっぺんに近いところから順番に、あちこちから一房ずつを編み込みながら、一つにまとめるような髪型も出来ます。その際に一房ずつを指に絡めてひねりを加えながらすくい取ると、まとまりやすくなります。
自分に似合う髪型を探す
女性にとって朝家を出るまでの忙しい時間に、髪型がまとまらないのは苛立たしいものです。お化粧を通勤電車の中で仕上げてしまう人を普通に見かける世の中ですが、さすがに髪型を電車の中で仕上げる人はいないでしょう。髪型をキメるポイントを押さえて、手早く仕上げるコツを掴むためには、多少の慣れは必要です。また様々な情報が溢れる世の中で、流行に目を奪われがちですが、それが自分に似合うものかどうかを冷静に判断することも大切です。カットしてしまってから後悔しても、それを修正するためにはある程度の日数が掛かるのです。美容室に相談してみたり、似合うアレンジを教えてもらうのもアリです!美容室のホームページに掲載されているスタイルカタログも参考になりますよ。